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Bible [臨書/真草千字文]

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子供の頃から本を読むのが好きでしたが
そのほとんどは推理小説ばかりでした。
小学生の頃は専ら赤川次郎(笑)
何故それを読むようになったかは覚えていないのですが
昔から推理ものが好きだったのは
確実に父の遺伝子によるものだったのでしょう(笑)
もう少し大きくなって横溝正史をよく読みました。
横溝正史はかなりグロい場面もありますが、単なる推理小説ではなく
複雑に絡んだ人間関係や人生の運命のようなもの、
それが幾重にも折り重なっている所が好きな理由でした。
横溝正史を読んだら、赤川次郎はもう読めませんでした^^;
父に勧めらてアガサクリスティもよく読みました。
同じものを繰り返し何度も読むのが好きで、
未だに忘れたころにまた読んだりします。

最近は本の好みが随分変わりました。
好みというよりは選ぶジャンルですね。
推理小説はこの頃ほとんど読んでいません。
書に関する本が第一、そしてちょっと前から
私のバイブル的な本になったのが空海の教えです。
とはいっても、私には信仰宗教はありませんし、
これからも属する事はないでしょう。
でも、生きる上で大切にしたいことが盛りだくさんです。
空海は真言宗を開いた人ですが、書人としても有名な人物でした。
元々名前くらいは知っていましたが、書を学んでいくうちに
もっと色々知りたいと思うようになり、
最近は空海に関する本を見つけては読むようになりました。
日々の様々な場面で迷ったり心がざわついたり…
そんな事がこのところ続いていたので、
自然とたどり着いたのかもしれません。
繰り返し何度も読む…それはこの本でも変わりません^^
何かあるごとに開きます。
何となく心をすっと軽くしてくれる、今の私のバイブルです^^

※写真上は今度始まるお稽古での臨書、真草千字文より。


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コメント 5

suiren

海月さん、おはようございます^^
小学生のころに推理小説..実は私もそうでした^^
何故か海外ものでしたけれど。アガサクリスティもよく読みました。
シリーズというところも読むきっかけになったかもしれないです。
あと赤毛のアン的なものとかもよく読みました^^
海月さん、読む本もお父様の遺伝子を受け継いでいたのですね^^

でも、ホント読むジャンルは変わってきました。
それもその変わり方が、とってもはっきりしている時期があるんですよね。
それにしても海月さんの書ってすてきだなぁ。
書展、18日は無理と思うので海月さんにはお会いできないと思いますけれど
期間中には伺いますね!と〜〜〜っても楽しみにしています♪
中学2年生を境にかなり〜な変化を経験しました^^

人が生きる上で大切なこと。。。
これって、ジャンルを超えて、時を超えて、たぶん宗教を超えて
共通しているんだということを最近よく感じます。
空海...ちゃんと読んだことないので今度読んでみようかな^^
書を通していろいろな書物に出逢えるって素敵ですね。
字にもますます深みが出てきますね^^

それにしても海月さんの書って素敵だなぁ。
書展、18日は行けないと思うのですが、期間中必ず伺いますね!
と〜〜〜っても楽しみにしています♪
by suiren (2012-09-17 06:43) 

suiren

あれ?
それにしても海月さんの書って。。。
のあたりから、書いたはずなのになくなっちゃったと思って
また書いたのですけれど
なんだか途中のところに入ってました。
文章がわけわからなくなっちゃいましたね^^;
訳の分からないパズルみたい^^;
ごめんなさい〜!
by suiren (2012-09-17 06:48) 

海月シド

★suirenさん
おはようございます〜^^
suirenさんも推理小説からだったんですね〜。
そして、昔から海外のものを読まれていたのですね^^
初めは親の影響ってとても大きいと思うんですが
そこから自分の感覚が混ざっていって
好みの本も少しずつ変わっていったりするのでしょうね。
suirenさんが中学生の頃にかなりの変化があったというのも
きっと何かきっかけがあっての事だったのでは〜?
私は中学の頃は部活しかない生活で、
しかも何も考えてない、のほほーんでおばかな学生だったので^^;
その頃に大きな変化のあったsuirenさんは
とても大人だったのだろうな〜と思いました。
思春期にそういう事があるってとても大きいですよね〜。

空海の本は、とてもシンプルで当たり前の事を言っている本なんですよ。
でも、そのシンプルな事がとても難しくなっている時代ですので
何というかスッと軸を戻してくれるというか
ああ、そうそう、そうだった、って再確認をさせてくれる本だと思います。
今回載せた本はお寺の住職さんが空海の教えについてを
自分の体験などと重ねながら解説してくださっている本で
とてもわかりやすくて何度でも読みたいと思える本でした。
最近は他にもたくさん空海について書かれている本が出ていますので、
もし良かったら探してみてくださいね^^

作品展、来てくださるのですね〜嬉しいです;;
お忙しいのにありがとうございます!
ちょっと今回は場所も遠いので、ご無理なさらないようにしてくださいね。
いつもホントにありがとうです;;
by 海月シド (2012-09-17 10:12) 

つるぎ

空海の言葉ですか・・・なんか興味沸く本ですね!
空海の書も色々見ていますが、仏教的な言葉のはほとんど知りません。
そういう点から見てもどこかで何かしら空海に関する本とかも探してみようかなという気持ちになりました。

僕は歴史小説みたいなのが好きでした。日本のも中国のも歴史の小説をなにげに読んで居たのですが!学校の授業の歴史は苦手でした・・・年号暗記が苦手だからですww
by つるぎ (2012-09-18 22:53) 

海月シド


★つるぎさん
空海の書も、書そのものだけではなく、
内容や空海の人となりを理解することで
またちょっと作品の見方が変わるように思います。
今度ぜひそんな本を見かけたらよんでみてくださいね。

歴史ですか~私が一番苦手な教科でした(笑)
男の人は歴史好きな方が多いですよね。
確かに学校での授業は年号とか暗記させられる事が多かったですよね^^;
私も暗記がとても苦手だったので余計にムリ!って感じだったのかも(笑)
でも、今となってはもう少しちゃんと勉強しておけば良かったと思います。
書を再開してから改めて感じました。
未だに暗記は苦手ですがぁ^^;
by 海月シド (2012-09-19 01:48) 

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