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太く、おおきく [書教室]

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特別講座実技の2回目^^
前回に引き続き半紙の子供用お手本、今回はひらがなにも挑戦^^;
そして条幅の子供用お手本も書きました。子供用条幅は半切半分の大きさです。

前回同様大きく太く書く事が求められますが
大人になるとこれがとても難しいのですよね…自分を含めて^^;
最後にみんなで書いたものを前にずら〜っと貼り出して批評会みたいな事をしたんですが^^;汗
一番感じた事は、みんなとても字形は上手いけれど迫力に欠けるということ。
どうしてもこぎれいな感じにまとめてしまう方が多いように感じました。
大人になるってそういう事なんでしょうね^^;あは
それだと、ずらっと並べた時に目立たなくなってしまうんですよね。
一番目立っていたのはやはりある程度の太さと大きさのあるもの。
子供は細いお手本だと本当にその通りに書いてしまって、
弱々しい子供らしくない字になってしまう、という先生のお話が印象的でした。
子供の感性を生かすも殺すもお手本次第なのかな…なんて思うとゾッとしますけど(笑)
確かに、うちの教室の先生の子供用のお手本は本当にのびのびと書かれています。
だから子供達もとても上達が早いのかな、なんて納得してしまいました。
何十年もずっと子供達に教え続けてきている先生のお話は、
やっぱりとてもリアルでどれをとっても為になる事ばかりです。
色んな事への心構えとか考え方、聞けてホント良かった^^
あと残り2回しかないのが残念なくらいです〜;;

学生時代を終えて働きだしてからも、何度か色んな学校に通ったりしてきましたが
その度にいつも思うのは、年齢に関わらず何かを学ぶ事ってとても楽しいということ。
現役の学生時代にはまったくそうは思えませんでしたけど(笑)
出来なくなってから有り難みがわかるものですね。
今毎日学生のように学校に通えたらどんなにいいか^^;
これからどんな風に自分が学び続けていけるかはわかりませんが、
いくつになっても、その気持ちを持っていきたいとつくづく思います。
そして、今そうしていられる事に感謝。

写真左が条幅、右が半紙手本です^^

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悠人

海月さんは、学習意欲旺盛で立派ですね。
感心してしまいます^^

自分はただ好奇心だけですもん(笑)

朱文字…伸びやかな字がいいですね!
by 悠人 (2011-06-05 01:04) 

とみっち

小学校の教室などに張り出されている写真を思い出しました^^
伸び伸びした元気のある字いいですね☆
by とみっち (2011-06-05 13:26) 

つるぎ

学生の頃はやりたくない学問も学ばなければ行けないから嫌いなんですよ!
社会人の学びはやりたい事を学んでいるから楽しいんでしょうね。
それにしても元気に書きましたね、子供は元気が一番ですからね、やはり手本もそれなりに元気な書体の方が絶対に良いですよね。
小学校の展覧会?のような物は字が上手い人より肉太くて元気に書いているだけの人の方が選ばれる傾向がありますからね。
海月先生と呼ばれるのも近いですね
by つるぎ (2011-06-05 17:35) 

海月シド

★悠人さん
立派とかそういうんじゃないんですけれど…
これも好きな事だからですね^^;

何事も好奇心が始まりだと思いますからそれで充分だと思いますよ^^

自分ではかなり太めの意識で書いたつもりですが
こうして見ると大したことないですよね^^;
もっと伸びやかに…が目標です^^
by 海月シド (2011-06-06 02:18) 

海月シド

★とみっちさん
ありがとうございます〜^^
最近は学校でもお習字に力を入れているところが増えているみたいですよ^^
きっと子供達の元気いっぱいの作品が
各クラスに貼り出されたりしている所も多いのでしょうね〜
by 海月シド (2011-06-06 02:20) 

海月シド

★つるぎさん
そうですね〜確かに学生時代は全ての科目を半ば強制的に勉強ですからね^^;
嫌いな教科を好きになる時間もきっかけもなかった;;
今は好きな事を選んで学べるから楽しさだけを感じていられるんでしょうね。

大人になるとホント子供の時の大胆さとか失っているんだなと感じました^^;
ある意味すごくハッとさせられた感じがします。
子供の時分から格好をつけて書くようになってしまったら
その時期にしか書けない大事なものを失ってしまう気がしますね。
基本的な筆使いの練習などはもちろん必要ですが、
子供らしさを決してなくさないようにしなければいけませんよね。
上手い字は大人になってからいくらでも書けるようになりますもんね。

by 海月シド (2011-06-06 02:27) 

suiren

なるほど〜と思って読ませていただきました!
でも、ほんとにそうですよね。
先生がこじんまりとしてしまっては
それに続く子供たちはのびのびできないですよね。
長い年月生きてくると、身につけなくてもいいものを
たっくさん纏ってしまって
大事な物が見えなくなってしまうんですね。。。
書は特にそうかもしれないですね。。
魂から湧き出る字だからこそ人の心を打つのでしょうね。
いろんなものを纏っていては..
湧き上がる物を邪魔しちゃいますものね。

朱色の大きな字、とっても気持ちいいです^^
こうしてこちらで朱色のお手本字を拝見するのなんかいいです♩
by suiren (2011-06-06 08:36) 

うめ

確かにお手本の字が細いと子供たちの書く字がてきめん
細くなりそうですね。
それにしても元気のよいお手本ですね。見ていて気持ちが良い
です。特に『大地』が好きです^^
子供の字は元気いっぱい、これ大事ですよね^^

私も今学生やることになったらもっと貪欲に頑張れそうな
気がします。学べる環境にあることがいかに幸せな事だった
のか、当時は考えた事もありませんでした^^;
けどいつでも気がついた時が吉日、ですね(笑
お互い頑張って行きましょー!
元気もらいました!
by うめ (2011-06-06 22:35) 

宗流


こんばんは、海月さん^^
しばらくご無沙汰が続いてしまってごめんなさい!
お元気に過ごされてましたか~?

朱墨、何だか懐かしい~♪ 子供の頃のお稽古を思い出しました^^*
私は実家に先生や生徒さんが使う毛氈やその他諸々のお道具が置いて
あって、その中に先生が使う朱墨もあったのですが、何だかこれだけは
ミョーに触れちゃいけない的な思いがいつもありましたね。
私のお稽古の時には、先生と向かい合って座り生徒の手を持って、
先生がお手本を書いて下さるんですが、それがいつも何で逆から書ける
のか、不思議で仕方なかったなぁ。
でも、その不思議な事が普通に出来るって所が、師たる所以なのかしら。
私も海月さんのご近所さんだったら、しばらく待ってでももう一度お稽古
してみたいです^^

学生時代や何かを学んでいる最中は夢中で、とても余裕なんてなかった
宗流ですが、やっぱり後から思い起こすと、学ぶことのできる環境って
幸せだったんだなぁって思います^^
生きる事は学ぶ事。お互いいつまでも色んな事に探究心を持ち続けたい
ものですね♪
by 宗流 (2011-06-06 23:13) 

海月シド

★suirenさん
お返事遅くなってしまってごめんなさい〜!

ホント、大人になって気がつかないうちに纏っているもの、
たくさんあるんだな〜って改めて思いました^^;
そういう意味でも、子供の発想力や表現力というのは宝ですね♪
子供達の書いた書作品を見ても、本当に大人にはない魅力がたくさんあって、
子供達の作品から教えられる事っていっぱいあります。
大人になってもそういうもの〜意識して出来るものじゃないのかもしれませんが〜を大事に、
ある部分では裸の自分ってものをもっていなくちゃと思います^^

書は白黒の世界ですからね〜朱色ってたまには新鮮かもですね^^
私も書いていて何だか楽しかったです♪


by 海月シド (2011-06-07 22:37) 

海月シド

★うめさん
お返事が遅くなってしまってごめんなさい〜!

すごく不思議なんですけれど、大人の書いたものって
細くてもある程度字形や線がしっかりしていればそれでいいのですが
子供が細く書いたものを見ると、本当に元気がなくて
それだけで残念な気がしてしまうんですよね^^;
今まであまり意識した事がなかったのですが
今回色々教えてもらう過程でその大きな差をすご〜く感じてしまいました。

ホント、今が学生ならなぁ〜と思いますよねぇ(笑)
でも、“今の自分”のまま学生に戻れればそう思えますけれど、
結局若返ってあの頃に戻っても、きっと同じ事をしていたってことになるんでしょうね(笑)
巡り巡ってそう思えた“今”がその時期って事だったんだろうなって思います^^;
今出来る事に感謝しつつ、お互いに頑張りましょう〜♪^^

by 海月シド (2011-06-07 22:43) 

海月シド

★宗流さん
お返事が遅くなってしまってごめんなさい〜!

そしてそして、お久しぶりでした〜!;;
私は相変わらずの生活をしておりましたが…宗流さんはいかがでしたか〜?
何度もメッセージなどでご連絡しようかと思ったのですが
お忙しかったら手を煩わせてしまうことになるかなとも思ったりして…
私の方こそご無沙汰してしまってごめんなさいね。

そうですよね〜、宗流さんの所では先生や生徒さんなどがいらしてたんですものね。
毛氈もお道具も、そして朱墨も必需品だった事と思います^^
でも、「手を触れちゃいけない」みたいなイメージ、すごくわかります(笑)
朱墨って先生が使うもので、特別なもの…って感じがありましたよね。
私も子供の頃に通っていたところではそうでした^^
ちょっと特殊な入れ物に入った朱墨が何だか高価なものに見えて…
あれって不思議ですよね〜^m^
逆から手を持って指導出来るっていうのもすごいですね^^;
年季が入るとそんな事もたやすく出来るようになるのでしょうか^^
私には未知の世界です〜(笑)
それにしても、嬉しいことを言ってくださる〜^^*
宗流さんみたいな方がお稽古してくださったらこんな嬉しい事はありません^^
ご近所さんでなくってホントに残念!(笑)あは

生きる事は学ぶ事…本当にその通りですね。
そのための場所がなくても、十分なお金や時間がなくても、
学ぶ事は常に出来るのですよね…自分次第で^^
何かを理由にして諦める事だけはしたくない…今はそう思います^^


by 海月シド (2011-06-07 22:54) 

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